この世界は素晴らしかったんだ

日記
昨日9月11日から
いろんなところで
「What a wonderful World」が
流れていますね。

ルイ・アームストロングの
柔らかく暖かい歌声が
優しく包み込んでくれますね。

「そうだ、
この世界は素晴らしかったんだ」と
この曲を聴くと気付かされます。

洋楽をあまり知らない方でも
この曲は聞いたことがありますよね？
世界的にも有名な名曲です。
…が、実はこの曲は当初
トニー・ベネットにオファーしたけど断られ
仕方なくルイ・アームストロングに
提供されたのです。
しかも、発売当時は
全米で1000枚も売れなかったのです。 

ビックリでしょ？
今では世界的に愛されている名曲ですが
発売当時はベトナム戦争の真っ最中。
この曲は、ベトナム戦争を嘆いたG・ダグラスが
「平和世界」を願って作った曲だった上に
黒人シンガーであるルイが歌ったので
アメリカのTV局では取り上げられず
全く売れなかったというわけ。
（イギリスではチャート１位）

そしてベトナム戦争後、
いろんなアーティストにとってカバーされ、
88年の映画『グッドモーニング・ベトナム』の
劇中歌で起用されたことでリバイバルヒットし、
今でも世界中で愛されれる名曲となりました。
この曲は
日常に溢れる何気ない幸せについて歌うことで、
「本当の幸せに気づけよ」と伝えてくれます。
私には緑の木、赤いバラも見える
青い空、白い雲も見える
虹の色、なんて可愛らしいんだ 

行き交う人々が握手しているのが見えるよ
彼らは本当は言ってるんだ
「愛しています」って

僕には赤ちゃんの泣き声が聞こえる
彼らの成長を見守ろう

僕はひとり思うんだ
「なんて素晴らしい世界だ」と

ルイ・アームストロングは
この世をさる直前に
この曲を歌い直しています。 

そのバージョンにはイントロで
彼の「想い」が語られています。
さまざまな問題が山積みの世の中だけど
その中の「素晴らしさに気づきなさい」
と言ってくれています。

最後にその歌詞を書いて
今日のブログを終わります。

若者がこう聞いてくることがあるんだ。

「ルイ、”この素晴らしき世界”っていうけど
世界中で戦争やってるし、飢えや汚染もあるし
全く素晴らしくないじゃん」 

「確かにそうだな〜。
ちょっとだけこの爺さんの話を聴いてくれないか。
私はこの世界はそんなに悪いものじゃないと思うんだ。

この世界の
「素晴らしいところ」を見てみろ。
この世界は素晴らしいんだ。
多くの人たちが愛しあえば、
多くの問題を解決でき、
この世界は面白いものになると
爺さんは思うんだよ」

eco
eco

Youtubeで聴けますよ♪

What A Wonderful World (Original Spoken Intro Version)
https://youtu.be/2nGKqH26xlg

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